★開催報告★『ほっと!ネット西成ひろば~認知症になってもずっといきいきと暮らすために~』

 今年の2月の寒波は、長かったですね。感染病もちらほら聞きます。皆さん、体調如何でしょうか?

 農作物にも大きな影響を及ぼしたと言われています。物価高騰にプラスしての値上げ…。財布も寒さを感じています><

 けれど、気候も移行し始めている様に、社会情勢も変化がありますね!😊

  さて、寒波が再来した3連休の1日目に、毎年恒例のほっと!ネットにしなりのイベント、 『ほっと!ネット西成ひろば~認知症になってもずっといきいきと暮らすために~』 を開催しました!寒波の中、151名と区内外多くの地域の方、支援者の方が参加下さいました!

  このイベントは、テーマの通り、認知症になっても住み馴れた地域で生活し続けられるための地域づくりのイベントです☺️今月は、開催様子を報告させて頂きます💡

  こちらは、講演様子です。今年は、歯科医師会の橋場先生より、“健口(けんこう)からはじめる介護予防について ~認知症を予防する何気ない習慣とは?~」 ”の講演を頂きました。エネルギーの源を摂る口腔内環境は、生活するには不可欠です。講演内では、自宅でも、健口活動を取り組むことが出来る、実践も交えた、内容の濃い講演を下さいました✨ この場をお借りし、改めて、ありがとうございました!

 こちらは、イベントコーナーの1つ、百歳体操です💡自宅で生活し続ける為には、筋力の維持、向上は必須です!自宅近くの百歳体操に参加されてから、よく眠れるようになった!という声も聞こえました!各校区単位で実施されています。実施は30分程度。ぜひ、運動の機会を増やしてみませんか?

 こちらの写真は、 “eスポーツ” コーナーの様子です。eスポーツは、画面を見ながら、コントローラーを動かす、いわゆるテレビゲームのような対戦型競技です。認知機能の維持や改善に効果があると言われています。コミュニケーションも図れるため、健康寿命の延伸に繋がります。西成区老人福祉センターで月1回ほどお試し開催中!一度、体験してみませんか?

  続いて…こちらは、“ボッチャ”コーナーの様子です。色分けされたボールを使い、白いボール(ジャックボール)に、チームの色のボールをいかに近づけられるか!対戦スポーツです。皆さん、童心に戻られ、盛り上がります。こちらも各校区単位で実施しています!気軽に参加、体験してみて下さい✨

 こちらは、社交ダンスのデモンストレーションの様子です😊西成区地域包括支援センターの職員さん、その職員さんが所属されている社交ダンスサークルの皆様のご協力もあり、実演を見せて頂きました!実演は今年で3回目!実演を楽しみに参加された地域住民さんも多数いました!

 地域住民さんがステップを体験している様子です。華やかな衣装に参加者さんの華やかな笑顔が印象的でした!西成区地域包括支援センターで、月1回社交ダンスサークル実施中!ご興味ある方は是非、足を運んでみて下さい!

 こちらのおかめとひょっとこさんは、区内の認知症専門デイサービスに通所されている方、その職員さんが作製下さいました✨吹き出しは、認知症の当事者様はじめ、ご家族様、支援者様の“声”になります。このおかめとひょっとこさんの表情が様々である様に、認知症といっても、様々なイメージや思いがあります。皆さんに知ってもらえたらとの思いで展示させて頂きました😊

 いつまでも、住み馴れた地域、自宅で生活し続けられるためのまちづくり。皆様の協力があってこそだと思っております。改めて、ありがとうございます。そして、今後も“誰もが安心して生活できるまち”を目指していきたいと思います✨今後とも、よろしくお願い致します。

早いもので年の瀬ですね☃

こんにちは!

今年も早いものでもう年の瀬になりました。

12月に入った頃ぐらいまでは、そこまで冬を感じず何とも言えない季節だったと記憶してますが、一気に冬を感じるようになった今日この頃です🤧

皆さまは体調を崩さずに年越しを迎えられそうでしょうか?

最近ニュースにて、コロナ・インフルエンザ・マイコプラズマ肺炎のトリプルで大きく流行しているとニュースでもよく取り上げられています📺

コロナ禍でよく言われた基本的な感染症対策を軸に考えて対策を地道にすること、よく眠ること、しっかりと食事を食べることなどで体力をつけて年越しだけでなく冬を乗り越えたいですね☺

今年は様々なところで若年性認知症に関することを学ぶ機会が多かった1年のように感じています。

近年は、認知症を取り巻く情勢が大きく変わっています。

当事者の方の声を聞く機会も年々増えており、どう感じてどう見えているのかを今までよりももっと近い距離で感じることができるようになっていると思います。

日本自体が超高齢化社会であることから、高齢者のイメージがある病気ですが65歳未満で発症をする若年性認知症であると診断を受けた方、推測の人数も増加していってます。以前と比べると大きく異なる点として、脳梗塞などの脳に何らかのダメージを受けたことによる影響から認知症を発症する”脳血管性認知症”が圧倒的に多かったですが、近年では”アルツハイマー型認知症”と診断を受ける方が増えたとのことでした。

高齢の方との違いは年齢だけではなく、働き盛りの年代であったり子育て世代であったりと、考えることや検討することが異なる点も大きな違いの1つだと思います。

診断を受けるまでの迷い、受けてからの迷い、どうしていけば良いのかなどを一緒に考えていくことができるのが、様々な相談窓口がある中の1つとしてオレンジチームがあります。

どのような方であっても、何らかの制度やサービスに繋がれば全て安心・解決ということはなく、それぞれの人生があるようにそれぞれの考え方や思いを伺いながら一緒に考えていくことができれば良いなという思いを持ちながら関わるよう心掛けています。

どの年代の方であっても、何か少しでも気掛かりなことから小さなことかもしれないと感じることでも良いので、お気軽にご相談下さいね📪

今週末はとても寒くなるとの予報も出ているため、体調など気をつけながら良いお年をお迎えください🌄🎍

認知症月間取り組みの振り返り

 やっと過ごしやすい時期がやってきましたね!🍂 今年は、本当に、夏が長かったように思います。 昼夜の温度差がある時期でもありますので、皆さん、体調管理にお気をつけくださいね😊

 早速ですが、前月の9月は、認知症月間でした。 西成区では、西成図書館のご協力を頂き、認知症関連の書物やオレンジチームのチラシ、ケアパス(認知症の情報をわかりやすく示したもの)を展示していました。 展示様子は、前記事にあります(^^)

 先日、館長様へ来館者の様子を聞きに、行かせていただきました。以下、館長様からのお言葉です。

・昨年から始めましたが、昨年よりも、立ち止まって手に取って見られておられる方、借りて行かれる方が明らかに増えていました。

・オレンジチームのチラシやケアパスの持ち帰りも増加。

・年齢増は、中高年が中心。けれど、絵本を借りられていくお母さまもいた。読み聞かせで借りられたのかもしれませんね。

・福祉関係の方と思われる方も借りて行かれていました。

 図書館の協力のもと、ありがたいお言葉を頂きました。

 

 認知症は、誰しもがなる可能性のある病気です。 認知症は、お年を重ねた人だけがなる病気とも限りません。40代、50代、60代でもなる可能性がある病気でもあります。

  ❝独りで抱え込まないでほしい❞  支援をしていると、常々、思うことであります。

  オレンジチームは、本人様やご家族様からの相談だけではありません。 支援される専門職の方からも「こういう状態なのですが、どうしたらよいですか?」などの 相談が入ることもあります。

 悩むのは、本人も家族も支援する専門職も皆、同じです 。 だからこそ、一緒に悩み、一緒に考えていくことを、大切にしたいと思っています 。

 地域の集まりなどに出向かせて頂き、認知症の話をする機会もあります。 それでも、早期発見、早期対応が難しい課題を感じています。

  館長からお聞きした反響は、興味、関心を持ってもらう取っ掛かりとして、嬉しく思います。

 認知症になっても、住み馴れた地域で、安心して生活を送ることが出来る。

 その為に、一緒に悩み、一緒に考えられる支援を目指しています。今後も、様々な機関の協力も頂きながら、早期発見、早期対応の課題へ取り組みを続けていきたいと思います。

事前情報💡

 大阪市では、9月の認知症月間に認知症の方やご家族、支援者の声を集められ、その“声”を市役所へ展示されていました!

 西成区でも、地域の方や認知症カフェ、介護サービス事業所の方々の“声”を集めさせて頂きました。その“声”を西成区バージョンで、展示する機会を検討中です!また、案内させて頂きますね😊