「あれ?」と思われたその時に

 随分、涼しく過ごしやすい日が出て来ましたね🍁 今年も残り2か月となりますね😊街はクリスマスや年末色に切り替わりつつあり、気持ちだけが落ち着かない時期に突入しているなと感じる今日この頃です。

 季節の移り変わりは相談の数も増加傾向にあります。

 相談傾向として、物忘れが増えてきて…と言った認知症初期の相談よりも自宅に帰宅出来なくなり警察に保護されることが続いている、支援の手を借りたいが本人が全面的に拒否しているといった相談、左記に伴い周囲が困られた相談が多い傾向にあります。

 早期発見、早期対応が出来る地域づくりをと思い日々活動中ですが、上記の様に生活に大きく影響が出てきてから相談に上がってくることが多い現状です。

 ご本人が支援受け入れされない時は、周囲の方とどの方法でアプローチするかを検討してからご本人へアプローチすることもあります (例えば、ご本人が主治医の声は耳に入るということであれば主治医の先生にも協力相談を行うなど) 。

 早期発見、早期対応のメリットの一つとして❝ 自身の希望や意向を伝えられる ❞ ❝希望や意向に応じた選択肢がある❞ことだと思います。

 ❝自身の人生は自身で決める❞ことは住み馴れた地域、家で生活していく上で最大のメリットかと思われます。

 人生100年時代。年を重ねられるとともに心身の変化が出てくることは自然なこと。その自然を受容出来る地域を目指し、一人でも多く早期発見早期対応から住み馴れた地域で生活し続けられることに繫がる、繋げることが私たちの役割でもあります。

 「こんなことを聞いていいのかな?」「こんなことで電話していいのかな?」と相談する際に躊躇するということもよく耳にします。その「こんなこと」がご本人にとってもご家族にとっても地域の方にとっても支援者にとっても大事なこと、大事なタイミングだったりします。

 まずはご相談下さい。一緒に考えたいと思います。

 にしなりオレンジチームでは電話の相談受付だけでなく、24時間、メールでの相談も受け付けております。返信にタイムラグがあることもありますが返信します。「あれ?」と思われたことがあればお気軽にご相談下さいね☺️

 

正しく知ることとは?

こんにちは!

昨日、あっという間に梅雨明けをしたとニュースでしていましたね☔

今までの梅雨のイメージとは、全く違う雨の降り方だなぁと感じる今日この頃です。

まだ6月ですが早速夏本番ということで、各地真夏のような気温であったり熱中症で救急搬送をされていることが増えています。

そんな身体がついていっているようなそうでないような・・・な日々ですが、皆様は体調いかがでしょうか?

あまり四季を感じられず、夏がとても長いためこれが何カ月続いていくのか・・・というところですが、水分補給を積極的に行いながら涼みながら体調を崩さないようにしていければなぁと思っています💭

そんな今日は、夏の話・・・ではなく昨今様々な場面や媒体で聞くことが増えている、”ヤングケアラー”について少し書いてみようかと思います✍

私が今までご相談を頂いてきたもので、今現役でヤングケアラーと言われる世代の方はゼロではないですが少数ながらおられました。

現役ではなく、過去を振り返った時にご相談にて対応した方のご家族がその分類に当てはまるのかもしれないと思います、と話したこともありました。

そんな中、今様々なところからヤングケアラーを知ろうというものが多数あります。

例えばですが、👇にURLを貼ったような記事を見かけたので紹介します。

https://kaigo-postseven.com/195615#google_vignette

言葉は知っていても、実際どういう方が当てはまるのか?どういうことをしているんだろうか?などを動画を通して見ると、より理解が深まりやすいかなと感じ、紹介しました!

今回はこのヤングケアラーということを紹介しましたが、オレンジチームは相談機関であると同時に認知症に関すること(ご病気としてなど)の正しい知識を伝えていく役割もあります。

今は何らか情報を得ようと思えば、スマートフォンなどを使用して検索して知ることが当たり前になっています。

検索だけではなく、私も使っていますがAI(例:ChatGPT)に聞いて知ることも機会としては増えていることだと思います。

それ以外であれば、例えばSNSやYouTubeなどで様々な方が様々な発信をしています。

どれが正しいのか、間違っているのかを判別することが、年々難しくもなっているようにも感じます。

今は正しいとされる知識も、今後は変わることもあると思います。

ただこの認知症に関するかとだけではなくどういったことでも共通して言えると思うことは、1つのご自身で見聞きしたことや何らかで知り得たことだけではなく、様々なものから様々な意見や見方を知り理解を深めることと、漠然と排除をしようとせずに何故自身がそう思うのか?という視点を持つことも1つの方法なのかな?と私は思います。

認知症=大変な人、すべて忘れる・・・ということはありません。

様々な症状があること、認知症の人ではなく・あくまで目の前の人の一部分に認知症があるという風に考えることを色んな方々とお会いして・話して、直接的な言葉ではなくても教えてくれたように感じています。

今後、ご高齢の方はもっと増加していきますし、若年性認知症の方も増えていくと思います。

人口割合の話はもちろんありますが、社会の中で隔離をするのではなく一緒に生きていく・・・言い方は綺麗な言い方ですが、ここをどうしていくのか?が今後課題でもあり、考えないといけないことだと思います。

そのためにも、私たちのような相談機関は、今すぐではないがちょっと知っておきたいという話から、ちょっと不安で・・・、今後の生活を含めて相談したい、など様々な相談を実際頂きますので、こんなんで相談するのはな・・・と思わず、少し聞いてみたいという気持ちがあれば、お気軽にご連絡をいただければと思います!

その際は、電話(📞:06-6651-6000)やこのHPのお問い合わせフォームなど、ご相談を頂く方のタイミングや生活から対応しやすい方法でご連絡をください😊

春の訪れ

  こんにちは!

 過ごしやすい日が増えて来ましたね😊桜の開花もちらほら見かける今日この頃です🌸

 さて、先々月の話となりますが、にしなりオレンジチームが設置されている社会福祉法人 白寿会は、2/22を以って、30周年を迎えました。

 記念式典が開催され、我がにしなりオレンジチーム管理者が所属する法人バンドの演奏やミニゲーム等、 関係者はじめ職員と祝うことが出来ました。 また、改めて、法人の方針を振り返る機会となりました。

 下記、法人方針一部抜粋。

 利用者の意向を尊重して総合的に提供されるよう創意工夫することにより、利用者が個人の尊厳を保障しつつ、自立した日常生活を地域社会において営むことが出来る様支援することを目的にお手伝いする。

 私たちは、本人様やご家族様の意向を中心にした支援を行っています。意向が定まらないことももちろんあります。寄り添い、時には、関係者を交え検討することもあります。

 専門職とし、創意工夫するための引き出しを増やすために、研修はじめ検討会、共有会にも参加しています。次年度も引き続き、 独り、家族、地域、専門職だけで抱え込まず、額を寄せ合った支援をしていこうと思います😊