にしなりオレンジチーム について

『認知症初期集中支援チーム』として 認知症初期集中支援業務の実施、若年性認知症や支援困難症例への対応や地域の認知症対応力向上等を行っております。 認知症のことでお困りの方へ 私たちが、ご本人様・ご家族様をサポートします。 皆さまの気づきが大切です。まずはご相談ください。

9月はアルツハイマー月間です🧠

今年は、西成図書館さんにて啓発月間として9月に図書の展示や認知症に関連する冊子等を設置下さることとなりました✨

入口入ってすぐに置いて下さっています!

9月中の開催なので是非一度足を運んで下さると嬉しいです📚

■大阪市立図書館ホームページ お知らせのページより

新薬の承認💊

こんにちは!

ここ数年は人間の体温以上の気温が続いていたり、突然の豪雨に見舞われたりと今までにない夏を過ごしているように感じる今日この頃です🌞☔

そんな今日は、つい先日ニュースにもなっていた認知症新薬について書いてみようと思います✍

現在認知症に対し有効であると承認され処方されているお薬は飲み薬3種、貼り薬1種の計4種類です。

それぞれ効能、どの認知症のタイプに・どの段階で有効なものかが異なりますがかなり詳細な話は、医学・薬学の話になり奥が深い話なので今回は割愛します。

ただ気になる方は、一度色々な文献や情報など調べてみてください👀🔍

以前より今までの処方薬とは異なるタイプの新薬が出る、承認されるなどの話は様々な場面で話題となっていることでした。

しかし日本は認知症に限らずお薬に関してはかなり審査が厳しいらしくなかなか承認されにくいのが現実です。

少し前にアメリカで承認されたと話題になった新薬に関しては、日本では承認されていません。

ただ今回は、日本のエーザイとアメリカのバイオジェンが共同開発をした”レカネマブ”が承認されました!

このお薬は今までと異なる点がいくつかあります。

まず、アルツハイマー型認知症の発症の原因として挙げられていることは、脳にあるたんぱく質が蓄積されることであると言われています🧠

今まではそのタンパク質に作用するお薬はなく、今回の新薬で異なる点として挙げられる大きな違いです。

そしてもう1つ大きな違いとして、処方対象となるのは軽度認知症=MCIと少し生活に支障が出てき始めたぐらいの軽度の方でありすべての方に対象とならないところです。

あとは飲み薬は貼り薬ではなく注射薬であることが違っている部分です💉

そして進行を遅らせる点に関する効果が見られたとのことで、近々価格が決まる予定です📅

ただお求めやすい値段にはならないと思うため、制度を利用して自己負担額を軽減する形になると思います。

また何か続報があればこちれでも掲載したいと思います💻💭

認知症を知ること

こんにちは!

毎日、災害級の暑さで朝からとても暑い日が続いていますが、皆様体調は崩されていませんでしょうか?

この時期は、熱中症のため自宅で体調を崩してしまったり、残念ながらお亡くなりになっているとの連絡を頂くことが増えます。

そんな中ですが、毎年多くご相談を頂く時期でもあります。

先日、何かの広告で宣伝されているものを見かけたため公開して数日で見に行って来た映画をご紹介します🎥👀

このHPでも度々書かせて頂いている”若年性認知症”がテーマです。

実際に若年性認知症の診断を受けた方の実話をもとにしているストーリーです。

今までも色んな視点で”認知症”や”若年性認知症”がテーマとして描かれてきましたが、今回の映画は私自身当事者ではないものの、こういうことあるよなと感じることがかなり入っている内容だと感じました。

あまりストーリーに関するネタバレになるようなことに触れませんが、ただ悲しい話・美談ではなく実際にこういうことはあるよなぁ、優しさが時としてそうでなくなることが描かれているように感じました。

劇中にオレンジチームが出てくるのではないですが、相談を伺う窓口の一つとして携わる1人として、きちんと考える必要があります。

認知症であっても1人の人間であり社会の中に生きる人であることは、当たり前なはずなのにそうでなくなることの怖さ。

それは認知症以外でもある話です。

だからこそそのことをきちんと理解して携わることができる者でありたいです✨

少し長くなりましたが、もし気になった方は下に映画公式サイトのリンクを貼っていますので是非ご覧ください!

そして、まだ公開されているためタイミングが合えばご覧頂くことで、何となくどうなんだろう?と感じるものが少し見えることがあるかもしれません。