認知症に関する研修の開催✍

こんにちは!

季節外れの暑さが続いていると思いきや急に秋らしくなってきた今日この頃です🍂

秋の花粉症のシーズン・新型コロナの影響・季節外れのインフルエンザなどなど・・・何とも言えないことが続いている中ですが体調は崩されてはいませんでしょうか?

本日はいつもここで書くものとは少し違った内容を書いてみようと思います!

題名にもあるようにもう先月になってしまいますが、認知症に関する研修を開催しましたのでその様子・内容などについての報告を書いてみることにしました。

まず今回の研修は令和元年より年に1回程度開催しているもので認知症に対する様々な課題、関連する課題に関しての場です。

今まで提起したものとしては、パーソンセンタードケア病院のDrによる認知症の疾患別に関すること認知症とアルコール依存症についてなどでした。

※ちなみに、パーソンセンタードケアについては当ホームページで記事を書いています。そして、認知症疾患別・アルコール依存症についてはYouTubeに動画が上がっています。もしご興味がある方は一度ご覧ください✨

そして今年は、成年後見制度に関する内容を区内のケアマネージャーの方を対象としてZOOMを使ったオンラインと区役所8階にある社会福祉協議会の一部屋を使った会場参加のハイブリット型で行いました。

講師に司法書士の先生を招き、制度についての話から現場でこういう場合はどうなのか?について事例を挙げながらの講義でした。

※実際に研修の中で使用した事例のパワーポイントのスライドです

講義の後は、まず参加者の方でいくつかグループを作っていたためそのグループで先生へ質問したいことを発表して頂き、その質問項目を答えて頂く相互でやり取りを行う形でしました。

研修内容である成年後見制度については、実際に成年後見制度の利用をしておられる方を担当されている方は多数おられましたが、実際に申し立てを行う経過・どういった時に使うことができるのか・何ができないのか・元気な時に使えることは何か・など幅広い内容でした。

オレンジチームの相談内容としても、成年後見制度に関する相談(権利擁護に関する内容を含む)や実際に申し立てを行うことなども年々ニーズとしては高まっていると感じることも多いです。

ご本人が持っている権利をどう守っていくのか、どう意思表示をしていくのかなど私自身再度考えることができました🧠

今回は少し固い内容になりましたが、実際にどういうことをしているのかについて少し知って頂けたのかなと思います。

そしてこの成年後見制度は利点も多数ある中で課題として挙がることがあるのも現実です。

普段の関わりでも意識しているところですが、色んな人とチームとなり支えていく・話ができる関係性から発展していくことだと思うため、その目線を忘れず1つ1つの相談に対応ができればと思います!

今回挙げた成年後見制度に関することも関連する課題として挙がることはあるため、認知症かどうか?今後どうしていけばいいんだろうか?を含めた相談も対応しているため、1人・ご家族の方・支援者の方だけで抱え込まずちょっとしたことでも良いので一度お電話やメールにてご相談ください!

新薬の承認💊

こんにちは!

ここ数年は人間の体温以上の気温が続いていたり、突然の豪雨に見舞われたりと今までにない夏を過ごしているように感じる今日この頃です🌞☔

そんな今日は、つい先日ニュースにもなっていた認知症新薬について書いてみようと思います✍

現在認知症に対し有効であると承認され処方されているお薬は飲み薬3種、貼り薬1種の計4種類です。

それぞれ効能、どの認知症のタイプに・どの段階で有効なものかが異なりますがかなり詳細な話は、医学・薬学の話になり奥が深い話なので今回は割愛します。

ただ気になる方は、一度色々な文献や情報など調べてみてください👀🔍

以前より今までの処方薬とは異なるタイプの新薬が出る、承認されるなどの話は様々な場面で話題となっていることでした。

しかし日本は認知症に限らずお薬に関してはかなり審査が厳しいらしくなかなか承認されにくいのが現実です。

少し前にアメリカで承認されたと話題になった新薬に関しては、日本では承認されていません。

ただ今回は、日本のエーザイとアメリカのバイオジェンが共同開発をした”レカネマブ”が承認されました!

このお薬は今までと異なる点がいくつかあります。

まず、アルツハイマー型認知症の発症の原因として挙げられていることは、脳にあるたんぱく質が蓄積されることであると言われています🧠

今まではそのタンパク質に作用するお薬はなく、今回の新薬で異なる点として挙げられる大きな違いです。

そしてもう1つ大きな違いとして、処方対象となるのは軽度認知症=MCIと少し生活に支障が出てき始めたぐらいの軽度の方でありすべての方に対象とならないところです。

あとは飲み薬は貼り薬ではなく注射薬であることが違っている部分です💉

そして進行を遅らせる点に関する効果が見られたとのことで、近々価格が決まる予定です📅

ただお求めやすい値段にはならないと思うため、制度を利用して自己負担額を軽減する形になると思います。

また何か続報があればこちれでも掲載したいと思います💻💭

認知症を知ること

こんにちは!

毎日、災害級の暑さで朝からとても暑い日が続いていますが、皆様体調は崩されていませんでしょうか?

この時期は、熱中症のため自宅で体調を崩してしまったり、残念ながらお亡くなりになっているとの連絡を頂くことが増えます。

そんな中ですが、毎年多くご相談を頂く時期でもあります。

先日、何かの広告で宣伝されているものを見かけたため公開して数日で見に行って来た映画をご紹介します🎥👀

このHPでも度々書かせて頂いている”若年性認知症”がテーマです。

実際に若年性認知症の診断を受けた方の実話をもとにしているストーリーです。

今までも色んな視点で”認知症”や”若年性認知症”がテーマとして描かれてきましたが、今回の映画は私自身当事者ではないものの、こういうことあるよなと感じることがかなり入っている内容だと感じました。

あまりストーリーに関するネタバレになるようなことに触れませんが、ただ悲しい話・美談ではなく実際にこういうことはあるよなぁ、優しさが時としてそうでなくなることが描かれているように感じました。

劇中にオレンジチームが出てくるのではないですが、相談を伺う窓口の一つとして携わる1人として、きちんと考える必要があります。

認知症であっても1人の人間であり社会の中に生きる人であることは、当たり前なはずなのにそうでなくなることの怖さ。

それは認知症以外でもある話です。

だからこそそのことをきちんと理解して携わることができる者でありたいです✨

少し長くなりましたが、もし気になった方は下に映画公式サイトのリンクを貼っていますので是非ご覧ください!

そして、まだ公開されているためタイミングが合えばご覧頂くことで、何となくどうなんだろう?と感じるものが少し見えることがあるかもしれません。